1. 親学(ペアレントシップ)とは

下記について一緒に学ぶものです。
■親としての役割をしっかり果たすための行動基準
■そのための「親になるための学び」「親としての学び」
■子どもの成育と脳の発達、親の影響力の大きさ、子どもに求められる能力
■家族・家庭の役割

2. 親子を取り巻く環境

■少子化、核家族化、地域のつながりの希薄化の進展
■代々家族や地域で受け継がれてきた子育ての知恵や伝統が伝わりにくい
■親子の関係大きく変化,虐待・育児放棄、過保護・過干渉などの問題の深刻化
親学の説明2

3. 親学の必要性

 

 

■荒廃した子どもの心の回復

■基本的生活習慣の乱れの改善

■親の自覚、親ごころの回復

親学の説明3

4. 親学の基本的考え方

 

■教育の原点は家庭にあり、親は人生の最初の教師として、教育の第一義的責任を負うことを深く自覚する

■子どもの発達段階に応じ、家庭教育で配慮すべき重点は異なる

■母性と父性の役割を明確にする


5. 親学の実践

(1)親自身が成長するために

 ① 現在の自分を肯定する

 ② 客観的に自分を見直す

 ③ 健康的な生活を送る

 ④ 自らを磨く

(2)子どもの人間性をはぐくむために

 ① 子どもにもっと関心を持つ

 ② 子どもの人格を信頼する

 ③ ほめて育てる

 ④ 上手にしかる


(3)他者とともに生きる力を養う

 ① 共感性をはぐくむ

 ② 社会性をはぐくむ

 ③ 自制心をはぐくむ

 ④ 自己効力感をはぐくむ

(4)愛ある家庭をつくるために

 ① 家族との絆と愛をはぐくむ

 ② 家族の中で感謝しあう

 ③ 思いやりの心をもつ

 ④ 助け合う習慣をつける

 ⑤ 家族のルーツ・先祖を大切にする

 ⑥ ルールを築き守る

 ⑦ 食育を大事にする

 ⑧ 睡眠をきちんととる

 ⑨ 5Sを大事に

 ⑩ あいさつができる家庭をつくる